いつもお世話になっております。キモオタです
テニプリのゲーム、たくさん出てますよね(導入が下手ですみません)。
本格的な育成、テニスゲームが楽しめる『最強チームを結成せよ!』やキャラクターと恋愛ができる『ドキドキサバイバル』等、テニプリのゲームは全体的に高い評価を得ています。
しかしその中で、ブッチギリにクソゲーと評価されてしまっているゲームがこちら😭
『新テニスの王子様 Go to the top』なのです。😭
こちらは「学プリ」「ドキサバ」等と同じような恋愛ゲームの要素が強い作品なのですが、
各所のレビューを見る限り、低評価をカッ食らっている主な理由としては
・主人公がまさかの社会人
・作画崩壊が激しい
・キャラ崩壊が激しい
・ゲームシステムが不親切
・ミニゲームがつまらない
・内容が薄い
といったところです。数え役満?
しかし、レビューのみで判断してプレイせず敬遠するのももったいないので、いっちょ自分でやってみることにしました。
まず、このゲームのあらすじはこうだ!
物語の舞台は、アニメ『新テニスの王子様』の舞台にもなっている、U-17日本代表合宿。
主人公は、とある出版社の新人女性記者。
右も左も分からないままにある企画のインタビュアーの1人に選ばれる。
その企画とは…
将来有望なU‐17(アンダーセブンティーン)日本代表候補選手たちの中から厳選された30名による読者投票ランキング 『新世代プレイヤーズグランプリ』。7日間という限られた期間の中で記者たちが選手の情報を集め、ネットに記事を掲載。それを読んだ読者たちの投票によってNo.1プレイヤーを決定するという企画だった。インタビューを通してU‐17日本代表候補選手たちの素顔に迫りつつ、合宿中の彼らとの交流を深める主人公。
そして主人公が書くレポート記事で読者投票の順位が上下するキャラクターたち。
7日間が経過し最終日を迎えた時、誰がNo.1として認められるのだろうか!?そして、あなたとの関係は!?
代表候補生たちとの7日間がはじまる!
やはり特筆すべきは主人公が大人(22〜23歳ってところでしょうか)という点。攻めた設定だな〜
さっそくやりましょう。
攻略可能キャラは30人、ちなみに過去作と比較して新たに攻略可能になったのは財前1人のみです。
ということだそうで、
私の樺地は攻略対象外です。チクショウ
ていうか青学でタカさんだけ入ってないんですよ、ねえ、タカさんを、タカさんを入れておくれよ、タカさんを 跡部、なあ ねじ込んでおくれよ
さっそく取材期間のはじまりです。
まあ主人公も私も社会人ということでね、
大人として適切な距離感を保ってしっかり仕事をまっとうしたいと思います。
私が主人公と同じ歳のころは塾の先生やってましたからね、中学生との距離感には敏感ですよ。先生を好きになっちゃう生徒は本当によくいました。ですが思春期の彼らがそういう思いを抱くのはどうにもならないこと。そこは大人が毅然とした態度をとるべきです。信じられないことに生徒と連絡先を交換したり遊びに連れて行ったりしていた講師もいましたが、それらはもちろん禁則事項でしたし、保護者から訴えられるケースもありますので、大人として絶対に手出しちゃダメですからね。
さて、主人公がテニスコートを見に行くと、自主練習中の鳳くんがいました。
大学生みたいな褒め方をする主人公。エグいて〜!
その日の夜も鳳くんに出会いました。
どうやら虫たちの鳴き声を聴いていたようで、主人公も虫たちの演奏会に耳をすませてみました。こういう自然との触れ合いは大切ですからね。
オイ さっそくあぶねえぞ
急に距離つめんな。
コンセンサスを取ってくれ私に
夜には自分が推したい選手のレポートを書きます。
レポートはクイズ形式のミニゲームになっており、全5問のクイズにそれぞれ10秒以内に解答し、その正答率によって記事の質=選手の注目度が上がり、人気投票の順位に影響してくるといった形です。
ちなみにそのクイズの内容ですが
知育ゲーム?
もしくは「得意教科を選べ」「おこづかいの使い道を選べ」など、ファンブックに載っているプロフィールから出題されます。ファンブック持ってればカンニングできますが頭に入っていれば楽なので、全キャラのプロフィール丸暗記という行為が初めて役に立ちました。
翌日、食堂へ行くと氷帝の忍足と向日がなにやら言い争いをしています。
どうやら納豆好きの向日が、忍足に納豆を勧めている様子。ところが忍足は納豆が苦手なので…
にしても拒絶の勢いよ
友だちの好きな食べ物を「腐れ豆」とか言うんじゃないよ。
夜になると、主人公が「みんな疲れてるだろうから、誰か1人だけでもマッサージしてあげようかな」と言いだしました。この女ッ…!
やめろ!中学生の体を触ろうとするんじゃない!それは記者の仕事ではない!
せめてめちゃくちゃ大人っぽい千歳千里くんをマッサージすることにしました。リョーマとか金ちゃんを触るよりかは罪悪感が紛れると思ったからです。
こすれ!! こすれ!! こすれ!!
こすれ!! こすれ!! こすれ!!
こすれ!! こすれ!! こすれ!!
松岡修造監修のメイドインワリオ?
この9マスのうち3ヶ所をこすることができ、得点は-15ポイント、0ポイント、15ポイント、30ポイント、40ポイントの5種類存在するようです。
ヒント等はないので完全に運ゲーです(一応30と40は3ヶ所、同一ラインに配置されている)。
運よく気持ちいいところを当てたら、温泉に入ってるみたいな表情になりました。
このミニゲーム、なにげにボイスが豊富で-15ポイントを当ててしまった時はもちろん、気持ちいいところをこすった(とてつもない下ネタみたいになってしまいました)ときも30ポイントと40ポイントでセリフが違います。全員分聴きたいのでがんばって回収してるのですが、なにせ運ゲーなので大変です。
気持ちいい表情は全員分集めときました。
幸村くんと跡部くんの作画が美しいですね。あと日吉が見たことのない表情でこちらを見ています。
ちなみに合計点が低いと、リザルト画面でキャラにボイスつきで怒られます。
そっちもがんばって回収していますが、今のところ一番傷ついたのは立海の柳生くんの「ありがとうございました。ただ、マッサージの真似事は、今夜限りがよいと思います」です。
四天宝寺の財前とかけっこうボロクソ言ってくるかと思ったら「これはあかんっすわ。こんなマッサージは、俺で終わりにしたってください」だったのでめちゃくちゃ申し訳なくなりました。
樺地かわいい。
攻略対象ではない樺地を見かけるたびに話しかけまくっていたら、誰とも仲良くならずに最終日が来てしまいました。
最終日になると、人気投票でNo.1に選ばれたプレイヤーが発表されます。攻略したいキャラとの親愛度を満たした状態で選ばれると、そのキャラのエンディングが見られるという感じですね。
司会の跡部「No.1は…この男だ!」
頭上から号外がばらまかれます。
そっかぁ
自分で自分の顔がプリントされた紙ばらまくの、カワイイ
みんなこれ顔で投票してない?
さて、樺地とばかり遊んでいてもこのゲームの醍醐味を味わうことはできないので、次は誰かに狙いを定めましょう。
攻略対象はそうだな…
仁王!キミにきめた!
これはマッサージで40点を当てた時の写真です。「プピーナ…(恍惚)」と言ってましたが、-15点の位置を当ててしまった時は「そこはナシじゃ。」とハッキリ日本語で注意されました。
仁王くんは自由人なので、取材しようとしてもすんなり捕まりません。
レストランで待ち合わせしたのに、約束の時間になっても現れないので部屋を見に行ったら「カフェで待て」との書き置きを残している始末です。かわいいですね。
仁王くんがいないときは他のキャラに話を聞きます。仁王くんと同じくコピー技の使い手である、四天宝寺の一氏ユウジくんがいました。なにやらおセンチになっているようです。
「記者さんもそう思っとるんやろ…?」
仁王との実力の違いに悩んでいるようです。
と思ったらキュートな言いがかりをつけ始めました。何?かわいい 愛しちゃう
後日また話しかけたら、仁王の弱点を見つけた!と満面の笑みで出迎えてくれました。かわいいな
たしかに仁王は暑さと野菜が苦手ですね。
主人公が「それは誰に聞いたの?」と質問したら
聞いたんだ
答えたんだ仁王も
ユウジがかわいかったので、ユウジと仲良しの小春ちゃんにも話しかけてみました。
話題は小春ちゃんの記憶力。さすがIQ200、選手の弱点を正確に記憶しています。
ここ、ボイスでは「紳士」のところを「ジェントルメーン✨」と発音していてかなりかわいい。
「いいなぁ…記憶力があって」と言う主人公に、小春ちゃんは「今から頑張れば身につくわ!」と優しい言葉をかけてくれました。小春ちゃん…好き…
と思った瞬間、突き放されました
温度差で風邪ひいた
いや…私ごときが小春ちゃんに優しくしてもらえるだろうという考えが、そもそも驕りだったのかもしれない。そうだよな?ユウジ…
またある日は、自販機でジュースを買って飲んでいたら赤也にぶつかってしまい、中身がこぼれてしまいました。
赤也「買ったばかりのやつ、落としちゃった感じ?」…
嘘…………………!
優しっ……………………
なんと「俺のせいでもあるから」と、ジュースを買い直すためのお金をくれました…あの赤也が…この優しい心を持ちつつテニスとなれば相手選手の肉体をぶっ壊す戦法を取るあたり、テニスが彼らに与えている人格形成への影響は計り知れません。
社会人なのに中学生にお金を出させてしまって申し訳ないな。ほんとありがとう赤也大好き
さて、赤也にもらった小銭でジュースを買おうとするも、なぜか何度自販機に入れても戻ってきてしまいます。そこで、なんと通りかかったジャッカルが
「それゲーセンのコインだぜ」と教えてくれました。おい。
主人公社会人なのに誰も敬語使ってくれねえな。
主人公を騙した赤也は、主人公が一生懸命ゲーセンのコインを自販機に入れるのをコッソリ見ていたようです。いじめ?
なあ
社会の厳しさ、教えたろか?
いけない。主人公はりっぱな大人。10個近く歳下の子に本気で怒ってはいけません。
このゲームは当たり障りのない短い会話がほとんどなのでかなりサクサク進んでいきますが、スチル(1枚絵)は割とたくさん用意されています。なぜかというと、PV撮影というイベントがあるからです。
人気投票へのアピールとして、各キャラクターに衣装を着せ、台本を与えて役を演じてもらうのです。ちなみにこの為に彼らには練習時間を潰していただいています。本当にありがとうございます
キャラクター全員にソロ台本が用意されているほか、ストーリを進めていく中で2人組や3人組の台本を手に入れることもできます。
仁王くんのソロPVはこちら。
作画崩壊が激しいと聞いていましたが、このスチルはめちゃくちゃかっこいいですね。
ちなみに、仁王と柳生のPVはこちらです。
絵面すご
執事にしては髪型がずいぶん自由だな。
PV効果もあり、順調に仁王くんの人気が上昇していきます。主人公ともだんだん打ち解けてきたかな?
屋上にいる仁王くんに話しかけに行ったら、
記憶をなくしていました。何?
記憶なくても方言忘れないの、かわいいね。好き
冷めてるわねこの女!テニスの王子様ってマンガ読んだことあるか?主人公が記憶喪失なるんだぞ
せっかくなので別データで「跡部景吾だよ」とふざけてみたら
あ?
一瞬ノッてくれた後にめちゃくちゃガッカリされました。難しいお年頃ですからね。こっちは大人なので怒っちゃいけません。
またある日の夜、ブン太がなにやらこっそり作業しているところに出くわしました。
なんと、主人公のためにこっそりケーキを作ってくれていたんだそうです!ヤダ〜!かわいい!
あ、食うとこ見ねぇんだ?
いやなんかさ、こういうのって食べた相手のおいしそうな顔見るところまでがアレ的なやつかと思ってさ…なにより
このサイズのケーキをひとりで食えと
死ぬことがあるだろ
さて、このゲームで過ごす1週間のなかには、1日だけ休息日が設けられています。仁王ルートではみんなでダンスパーティーをします。王子様たちはさすがに休息のとりかたもオシャレですね。
仁王と踊っていたら、2回ほどわざと足を踏まれます。
また踏む予告もされます。
もちろんいじわるで踏んだわけではなく、主人公の緊張をほぐすためにしたことなのですが…
会話を聞いていた柳生(ジェントルマン)がブチ切れながら乱入してきてくれました。まあたしかに女性の足を踏んづけるのは褒められた行為ではありませんからね。ダンスパーティーしてる時の靴って足の甲の防御力低いし…ありがとね、柳生
キレすぎてテニスの勝負を申し込んできました。
そこまで徹底的にキレてくれると思わなかった。
これ、柳生はまだかろうじて理由がある(にしても急ではある)からいいんですけど、
大抵の場合ライバルポジに設定されているキャラが本当に突然やってきて、すっげ〜キレながら主人公をかけた勝負を挑んでくる展開なので混乱します。ライバルポジのキャラと一度も任意で会話をしていなくてもそうなります。
仲良くしてよ〜
このテニスゲームがけっこうつらい作業で、
このように3本のラインにそれぞれ言葉が配置されており、攻略キャラに当てはまる語句を選んでゲームがスタート。
そしたらそれぞれのラインにこういうふうに単語が流れてきます。
キャラに当てはまる語句のみをタッチし、当てはまらない語句はスルーします。この場合「雅治」は仁王くんの下の名前なのでタッチ、「まさひろ」はスルーですね。
当てはまらない語句をスルーすると、ラインの色が変わります。3本全ての色が変わればこちらの得点です。
正直すんっごい虚無の作業です
しかも、勝つと相手キャラがかなり後味の悪い感じで去っていきます。女を取り合って険悪になる王子様たち…ごめんよ…😭
中学生に女としてたしなめられたり、
仁王くんが自主練習で幸村に五感をブン取られたりしているうちに…
仁王くんが1位になりました。やったね!
人の1位を喜ぶ赤也かわいいな、かわいいんですけど、隣の柳の小顔っぷりが気になって仕方ない。口の中にちゃんと歯が全部入り切ってるか心配です。
親愛度を十分に上げたキャラクターが1位を取ると、エンディング前に会話イベントが起きます。
ただまあ、向こうはいたいけな中学生でこっち社会人なんでね、「大人になるまで待っててネ…」みたいなボンヤリした感じで終わります。
「けんど」イシシとノシシみたいな口調でかわいいですね。みんなも小学生の頃はかいけつゾロリ読んでたのかな。
アダルトな雰囲気を醸し出している仁王が「大人になるまで待ってて」って感じで終わるのなら、他のキャラにも手出しはしなさそうですね!
安心しました。たとえ中学生からハッキリ告白されたとしても、こちらは大人としてキッパリ断らなければいけませんからね。主人公に良識があってよかったです!
清らかな気持ちで他キャラのエンディングも見てみましょう!
柳生とかね、もうこの子はジェントルメンと呼ばれてるくらいなのでその辺のこともわかってくれるでしょう。
彼自身にも好意を伝えることに葛藤があるようです。やっぱり柳生はちゃんと…
汲み取るな
たいていのことは汲み取った方がいいが汲み取らなくていいときもある。それがこれだ。
コラ〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!💦💦💦
ま…まあ…会うってのは個人的にじゃなくて、また記者として取材することがあるかもしれないくらいの意味合いでね、言ってるのかもしれないから…
大丈夫です。ね、じゃけ子。ウチら大人だもんね。
赤也に壁ドンされてもなびきません。大人ですからね。この赤也どこからが髪でどこからが眉毛なんだ。
ん?
すな
おい!テメエ!?中学2年生に「覚悟しててね」って言われて本気で覚悟する奴がどこにいんだよ!?テメエ!なんでも言われた通りにすんのか!?大学の頃の友人から久しぶりに連絡が来て会ってみたら高いツボ買わない?って言われたときズェッテー(上地雄輔)買えよ?なあ?
まあアレだな、赤也はけっこうヤンチャな子だから。同じ立海でもやっぱ先輩のブン太とかなら平気っしょ、だってウチらがケーキ食うとこ見ないでサッサと部屋に戻った男だかんね。
ブン太とはイベントでボウリングに行って負けた際に「お願いをひとつ聞いてあげる」という約束をしてありました。それをここで使うつもりのようです。まあそこは大人なので、内容次第でしょう。
…?
ビンタかな?
じゃあビンタちゃうかぁ…
ビンタは負けた時にするもんやからな
(本来負けた時もビンタはするものではありません。立海のローカルルールです)
ピンと来てんじゃね〜よ
チューだろ?絶対しちゃダメだからな、
そこはピンときてないフリしてほっぺに「よくできました」とかのシールでも貼ってごまかせ。
大人だからなウチら?
クスリの売買みたいに急かしてくるけど負けんなよ?それは越えちゃならねえラインってやつだからね?ダメよ?本当
たわけが
じゃけ子?アンタが守らなきゃいけないのは社会人としての矜持であり?中学生のほっぺにチューする使命ではないのであるからして?
てかこの子たち普段女子中学生のきれいなお肌見てんだよ?ウチらの疲れた肌じゃ太刀打ちできないって。離れたとこから見てる分には化粧もしてるし気にならないかもしれないけどチューする時に近づいたらぜったいブン太も肌の違い感じちゃうって。やめようよ。つらいじゃん。ウチらもうお肌の曲がり角でドリフトしてんだからやめなって、ねえ
ハッピーサマーバレンタインか?
この女アタシの忠告ひとっつも聞かないわね。ハッピーサマーバレンタインは永〇幸子とか甲斐〇ゆきのハイパーウルトライケメン美声だから許されてんのよ?アタシたちパンピーがいくよ?とか言ってもダメなのよ。それを、わかれ アタシたちはカルガモの行列の最後尾の転んだヤツにすらなれない運命よ
…………あ…
さようなら。
(柳が隠蔽してくれました)